スカートのあるストーリーstory
金森菜緒さん

「いつかはこのスカートを履いて劇場に行きたい」普段の自分から一歩チャレンジした自分らしいファッションを
プロフィール紹介:
金森菜緒さん
元々は保険会社の営業職として働いていたが、事務職へ転職。さらに、子どもが生まれ時短勤務していたが、少し余裕をもって育児をできるように、と正社員をやめ現在は週4時短で働きながら、息子さんの「やりたい」を尊重する育児を実践すべく日々考え中。夢はいつか幼少期よりやっていたバレエを本格的に再開すること。
Q1.普段仕事のファッションは、どんな風に選んでいますか?
仕事は事務職で、あんまりお客様と会うことはないので、リモートワークのときは普段着で、出社するときは割とネイビーを中心にワンピース、シャツ、パンツなどのオフィスカジュアルファッションです。着る服はネイビーと白が多いですね。ネイビーが好きで、いろんなネイビーを持っています(笑)。
仕事をするにあたって、着ている服の色が心理的に影響するため、落ち着いている色が良いなと思っており、あんまり派手だと気になってしまいます。そのため、仕事は同じ服を長く着ることが多いですね。
Q2.スカートはどんなときに履きますか?
仕事や、お出かけするとき、子どもの行事のときなど少しオフィシャルのときですね。
ただ子どもの送り迎えなどで自転車に乗ることが多いので、スカートは巻き込んでしまうのもあって、最近はプライベートではあまり履いていませんでした。特にタイトスカートは難しいと思っていました。
Q3.オーダーメイドの良さはどんなところに感じますか?
私の身長が150センチなので、サイズ面も含めて着られるブランドが限られています。ネットでモデルの人が着ていて一目惚れしても、実際着てみたら残念…ということが多くて。
オーダーメイドは自分の身長や体型が合わせられるので、それが良いところだと思っています。
子供が生まれて断乳してから少し太ってしまい、通常だと5号サイズなんですが、丈が良いなと思っても着てみて苦しいってことが結構あるんですね(笑)。
それに対してオーダーメイドスカートは自分のサイズでノンストレスで履けると思っています。
また、自分の好きなデザイン、色で作れるのも良いところ。可愛いなって思ってもやっぱり派手過ぎたりすると買うのを見送ってしまうんですが、ちょうど良い可愛さを実現できると思います。
Q4.オーダーメイドスカートは実際に履いてみてどうですか?
1番イメージと違ったのが足捌きですね。足が出たとき、生地が張りすぎるってことがなくて、嬉しい驚きでした。その結果、スカートでも自転車に乗ることができて、それが1番嬉しいです。
あとはご飯を食べた後も苦しくなることもなく、快適に履けています。
Q5.今回オーダーで選んだ生地や色はどんな風に選びましたか?
生地の見本を開いたときに、すっごくわくわくして、どんな要素でどうしようとたくさん悩みました。いつもだったらネイビーの軽めのカジュアルな生地を選ぶんですが、せっかくオーダーメイドで作るので、オフィシャルな場でも着れるもので、かつ街で見かけたときにこれ好きだな、って思えるスカートにしたいなと思いました。
結果、柔らかいピンクのレース生地を選びたくなり、30代なので少し甘すぎるかなと思ったのですが、裏地を同色系の落ち着いた感じの色にすることで、バランスをとることができました。
私の夫も結構服に細かくて、特に体型に合わないものや色についても言われるのですが、今回作ったスカートは特に何も言われていないので、きっと似合ってるんだと思います(笑)。
あとは何より、「自分はこれを着るんだ!」という強い意志をもって作ったので、これからもどんどん履いていきたいですね。
Q6.作ったスカートはどんなところで履いていきたいですか?
仕事もそうなんですが、小さい頃からバレエをやっていて、子どもも5歳とある程度大きくなったので、今後バレエを観に行ったりしたいと思っています。今回作ったスカートは劇場にも着ていきたいと思えるような1着に仕上がりました。
Q7.自分らしさの表現とファッションについて、思いがあれば教えてください!
自分らしさというのは、今の自分を表現するものであり、かつ普段は内に秘めているような夢も叶えるものだと思っています。私の中ではチャレンジしたい路線と現実とのギリギリをとる、みたいなイメージな気がしていて…。なので見慣れたもの、着慣れたものを良いなと思いがちなんですが、そうではない「特別な1着」みたいなものがあると自信につながるんじゃないかなと思いますね。
ありがとうございました!